渡鹿野(わたかの)島へまっしぐら
2015年10月6日
(2015.9.20) 晴 北西の風4~5m/s⇒西南西の風7~8m/s⇒北西の風10m/s
日産マリーナを26ftのリベッチオで朝7時には出艇でき、北西の風でしたので神島方面にはアビームとなり、クルージングには絶好の日となりました。渥美の火力発電所沖を通過すると風は西の風5~6m/sとなり、ますます絶好調となり伊良湖沖を午前10時に通過、風も西南西の風7~8m/sとなり、ヒールも時々35度を超えてきました。いつも的矢へ行く時は、最短コースの神島の東側を通るのですが、今回は絶好の西風を逃したくない思いで神島の西側を通過し、機走なしのセーリングのみで神島沖を10時半には通過しました。その後、石鏡(いじか)沖では北西の風9~10m/sとなり、今まで経験したことのないハイペースでセーリング出来ました。的矢に近づくと相差(おおさつ)港で泊まるか、的矢湾の渡鹿野(わたかの)島で泊まるか、さんざん迷いながらも何か今日はウネリが深く波長も長いのが気になり(相差港は白波がひどく)、的矢湾の渡鹿野島の港に決めました。的矢湾に入り西に進むと、斜め左側に見えるホテル群が渡鹿野港の目印です。港内の左側(南西)の岸壁を目指しましたが、岸壁が階段状になっていて、下から2段を越えた所に水面の跡があるため満潮時には船底に当たるのではないかと思い、他の場所を探した結果、右側(北側)の岸壁に午後1時には横着け出来ました。念の為5~6人の漁師の方に聞いたところ、「陸地の岸壁は一時係留に使い、一泊するのなら堤防の岸壁にして欲しい。」との事でしたので、赤燈台のすぐ横に横着けしたのは正解でした。ヨットを舫った後は、いつもの島内サイクリングへと出かけ、まずは岸壁から海岸沿いに島の北側へと進みましたが、ホテルの廃墟が至る所に見られ渡鹿野島の「今は昔」を見るようでした。300mほど海岸沿いを走るとビーチが広がり、トイレ・シャワーが無料で使えるコンクリート造りの立派な海の家があり、夏場でお風呂に入らずシャワーを浴びるだけで良いのならここを利用するのもアリかもしれません。クルージングでいつも問題になるお風呂は、渡鹿野島では福寿荘(0599-57-2711)という立派なホテルしか無いらしく、何と1500円でしたが親切な民宿のおばさんが1000円になる割引券をくれたので、やる事もないので夕方4時頃にはお風呂をいただきました。お風呂上がりにホテルの従業員の方に夕食が食べられるような所を聞いたところ「かいげつ」(0599-57-2346)という喫茶店のみが夕方6時までやっていることが分かりましたが、クルージングでわざわざ的矢湾まで来たのに、夕食は和食海鮮料理ではなく喫茶店の焼肉定食に生ビールでした。
渡鹿野港の陸地側から赤燈台横のヨットを望む ビーチ沿いのシャワーが使える海の家
海の家のきれいなシャワールーム。お湯は出ません。 奥に見えるのが福寿荘
渡鹿野港の渡船待合小屋。トイレがあります。 島のよろず屋。港のすぐ裏にあります。
(2015.9.21) 晴 北の風2m/s⇒1m/s
朝8時半に起床し、昨日の夕食を食べた「かいげつ」で朝食が食べられる事を知っていたので、サイクリングを楽しんだ後で和食の朝食をいただきました。写真は、いろいろオプションを付けたので900円でしたが、魚の干物と御飯・味噌汁だけなら650円でいただけます。尚、パン・コーヒー・卵焼きという組み合わせでも650円です。朝食後10時近くに出発し、セーリングで答志島を目指しましたが、昨日とは全く逆で上りとなってしまい、おまけに潮で戻され最後は石鏡(いじか)沖から機走となりました。菅島を越え、答志島と大築海島の間を答志島沿いに機走で船越漁港 に向かい(スリリングな機走になります。)、午後3時頃には着きました。漁港では、何と日産マリーナの草レースでいつもビリ争いをしているアルバトロス号さんに偶然お会いし、一緒に「まるみつ寿司店」(0599-37-2314)で夕食、乾杯でした。
朝定食 左は答志島、右は大築海島。真っ直ぐは進めません。
(2015.9.22)
朝8時半にヨットが揺れるのでハッチから首を出すと、アルバトロス号さんが出港する引き波に揺れている事が分かりました。8時半に出港するとなると、7時頃に起きたの?という疑問が・・・。 クルージングになるといつも8時半に起床する私とは大違いです。というわけで、朝食の準備を始めましたが、どうしても御飯が食べたくなったのでお湯で温める御飯とレトルトカレーそして味噌汁が今日の朝食。朝食を済ませ朝10時には出港し、途中風が無くなってきましたが、風を拾いながら無事に午後3時にはマリーナに着きました。燃料計を見ると、おそらく3リットル程度の省エネクルージングでした。