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飯塚耳鼻科からのお知らせ

新型コロナウイルスと嗅覚・味覚障害

2020年3月30日

嗅覚・味覚障害指導 飯塚医院(飯塚耳鼻科)

Ⅰ.嗅覚検査は、嗅覚の障害が有るかどうか、若しく

は、障害が末梢(鼻の中)の障害によるものかを検査

するものであり、ウイルス性の障害で有るかを調べる

事は出来ない。

Ⅱ.味覚検査も同様に、味覚の障害が有るかどうか、

若しくは、血液中の亜鉛欠乏による障害であるかを検

査するものであり、ウイルス性の障害で有るかは検査

しても分らない。

Ⅲ.よって、嗅覚検査や味覚検査をしても、新型コロ

ナウイルス感染症を疑う、若しくは否定することはで

きない。

Ⅳ.嗅覚・味覚障害は風邪やインフルエンザ感染でも

起こりうる症状であり、治療開始時期が多少遅くても、

治る可能性は有ることから、急いで治療する必要は

ない。

Ⅴ.2020年3月28日現在の新型コロナウイルス感染

症の潜伏期間は、WHOの報告では1日から14日で

あり、5日から6日の潜伏期間が多い事が分っている。

Ⅵ.ドイツからの報告では、新型コロナウイルス感染

症の3分の2、約6割から7割に嗅覚・味覚障害が発

症した報告もある。

Ⅶ.嗅覚・味覚障害が発症した場合にどうすべきか。

1.新型コロナウイルス感染症の疑いもあるため、

嗅覚・味覚障害の治療をしないで(医療機関に行かず)、

1週間、出来れば2週間は、体温を測定しながら自宅

待機する。熱や咳が出てくるようなら保健所に連絡

する。

2.外出する場合にはマスクを装用し、極力会話はし

ない。

Ⅷ.国や厚生労働省からの指示が有るまでは、この

ような方法を提案する。

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